時をかける少女

時をかける少女見たー。DVDはこっちね。やっと借りれたんだぜ。

噂に違わぬ名作!
リピーターが多いのもうなずける。ていうか普通にDVD欲しいとおもった、笑。映像作品としてもストーリーとしてもクオリティ高いとおもう。という意見など今更ですが、笑。絵好きな人も話好きな人も満足出来るとおもう。すごい芸が細かくて、その芸がさりげなくストーリーに隠し味を提供してる。
ただストーリーにある程度の娯楽(ハラハラドキドキとか怒濤の展開とか推理とかの面白味とか予想外とか)を求めるなら向いてないかも。
タイムリープの力の使い方が少しずつ変わっていく課程が、あぁこれが成長といふものなのだな、とおもった。
普通の話なんだけどね。普通の女の子が、時間を飛ぶ力を手に入れて、抜き打ちテストが嫌で戻ったり、戻ってはプリン食べたり、小さな不満を思うままに飛んでは解消していく、だけど少しずつ主人公の中で何かが変わっていく。
過去を変えて、小さな変化が大きく変わってしまうものと、その結果と、でもどうしたって変えられないもの。
過去をやり直す、その結果どうなるかなんてネタは世の中に溢れきっているので展開は読めたもんだけれども目が離せない。
それでいて最後のあの子がときめき持って行ったッ…!笑。それって好きっていうよりずっとずっと殺し文句だと思うんですけど、笑。待ってる、なんて相手を思う最上級の気持ちが無ければ出来ない事だとおもうから。
原作読みたいなー。

過去に戻れたら何がしたいか考えることがある。
それでも今ある物を手放したくはないからきっと選ぶ選択肢は同じなのだと思う。
でも違う未来を選ぶ事は、其れと知っていて行うならばきっと勇者にしか出来ない。見えないものは怖いから。恐いモノ知らず、なんていつか何処かに置いてきたから。
だから勇者は子供のお仕事なのかもしれないな。

うん、昨日、グルグル読み返してたの、笑


でも1つ疑問だったのは、(以下ネタバレ隠し)
時間が不可逆であるが故に、戻すのが時間ではなく自身であるという前提だった筈だけど、
では何故あの人が最後の時間を戻ったとき、真琴が自分の制限回数を使い切ったと思っていたのか。
真琴が力を使い切った過去より更に前にあの人は戻した筈だ。戻ったのは真琴じゃない。ということは、戻った先の真琴の時間は流れていないということになる。真琴自身が時間をさかのぼったわけではないから。
それ故に真琴の制限回数が残り1回に戻ったのなら、使い切ったなんて思っていないはずじゃないか…?
ザ・勘違い?笑

私どっかで読み違いしてるのかなー。

comments

comment form

:

trackback url

http://sb2.youjia.info/sb.cgi/98

trackback

selected entries
recommend
categories
recent comments
recent trackbacks
profile
others