ki:blog 2nd

実は辞めるのは私だけじゃなくて、部長も兄弟会社の人もその選択肢を選んでいる。そうゆう人たちと、もしくは残って行く人と、みんなの考えの中で、私は私一人で自己完結していたけれども他人にとってはそうじゃないんだろうなということを思った。
ゼロからスタートのつもりだったけれど本当にゼロにしたいのならたぶん切らなきゃいけないのは人間関係だ。（そうしたいわけではないけれど）
色んな仕事をしたけれど、主にしたのはWeb関係で、けれどもそれは私にとって趣味が高じて、というレベルの話でしかなかったから、どんなものが出来てどんな評価を受けても「このぐらいなんでもないのに」「こんなもので申し訳ない」としか思えなかった。ヤホーの中の人にも「どこで作ったのか紹介して欲しい」とまで評価されて、それは嬉しかったけれど、分不相応としか思えなかった。
上司にこっち系の仕事を続けるなら、個人事業にしろ何処ぞの会社に入るにしろ、仕事を回したいと言われて、初めて、あぁそういえば、私は"仕事"をしてたのか、と思った。
やってきたのは趣味じゃない。

…つーか個人事業は予想外な話だったな…笑。独立とかって全然考えてないから。どちらにしろ土台が小さすぎると思うのでするならするでちゃんとしたWeb会社で仕事してネットワーク広げなきゃお話にならない気がするけども。

時間も技術もお金を対価として提供する。善意でビジネスは成り立たない。ウンザリするほどその事実は身をもって知ったけれども、結局私は自分をその枠の中に入れて考えることは身に付いていないのだなぁとおもった。
だからきっと、私は自分の力が今何がどれだけあるのか知りたいのだろうと思う。
そう思うけれども、反面、やっぱりWebの仕事を続ける事を選ぶことに気持ちが是とは言ってくれない。

今は取り敢えず、なんでもいい、色んな人の話が聞きたいなぁとおもう。
懐かしい人と約束してみようかな。